囲碁を趣味としてはじめたい方に耳よりの情報を集めました。

武宮の形勢判断―地を囲わない努力

武宮の形勢判断―地を囲わない努力

人気ランキング : 53,303位
定価 : ¥ 1,365
販売元 : 毎日コミュニケーションズ
発売日 : 2003-12

価格:
納期:
オススメ度

「“大局観”や“感覚”は説明が難しい… どういう考え方で“武宮自然流”になるのか、頭の中に描いていることを、できるだけ言葉にして、みなさんにわかりやすく話してみた」というのが本書である。この“わかりやすさ”が、数ある武宮九段の著書のなかでも群を抜いているのだ。「気持ちいいから」とか、「自然に手がそこに行く」といったお得意のせりふではなく、「きちんとした言葉」で、何に目をつけるか(着眼点)、どうやって考えるか(思考法)、さらに大局観を磨くために、何をすればいいか(訓練法)を具体的に説明している。冒頭で、武宮九段が着手を決める際に考える基本について、提示している。@地を囲うのは悪手…碁は「最後に地の多い方が勝ち」なので、最初から地にこだわったり、石を追いかけるのは勘違い、地を囲いたいという手は悪手が多い。さて、石を取ることも、地を囲うことも考えないならいったい何が大事で何を心がけて打ったらいいのか?というと、A石に無駄がない美しい形を重視…余分な手をかけていない「いい形」を心がけ、既着の石を活かし、一手一手をいかに働かせるかに心を配ることが最も大切。そうすれば地は自然にあとからついてくる。形に敏感になるには、詰碁や手筋の簡単な問題を繰り返しやること。B大局観を磨く…碁盤という宇宙全体で、どこが最も大切かを考える。そのためには、気に入った棋士の打碁を、頭で理解するというより、身体で感じるようにすごい速さでただただ並べること。理解しようする態度はブレーキになる。続く本編では、武宮九段の打碁10局とアマの碁の手直し7局を題材に、さらに具体的でわかりやすい言葉で解説しながら、「地を数えないで形勢判断する方法」を伝授。ポイントは「石の姿形」「石の強弱」「石の働き」で、途中で目に見える地がなくても、最後には地が多くなることを実感できる。全編を通じて「目に見えないものこそが大切」と説く1冊である。


 
 
 
売れ筋商品
このページの情報は
2006年3月9日23時21分
時点のものです。

このページのトップに戻る
『囲碁を自宅で楽しむ!【ネット囲碁情報館】』はAmazon.co.jp及び電脳卸のウェブサービスによって実現されています。
Copyright 2005 囲碁を自宅で楽しむ!【ネット囲碁情報館】 All rights reserved.
結婚式の必需品専門店♪ 日本酒と肴の専門店 Wahoo和風Japan「和」の検索エンジン